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巴松錯湖(パソンツォ)
巴松錯(パソンツオ)湖は又錯高湖とも呼ばれている。ニンティ(林芝)地区工布江達県にある巴河の上流にある。工布江達県より50キロ離れて、紅教の有名な神湖と聖地であり、海抜は3464メートルで、長さ約12キロ、面積は6000ムー、深いのは60メートルもある。湖畔と100メートルぐらい離れたいる所に扎西島がある。島に建立されたチベット仏教のお寺には紀元7 世紀の仏像と沢山の仏教遺跡がある。
魯朗林海
魯朗林海は林芝(リンチー)八一鎮より80k離れている川蔵道路(四川~チベット)のそばにある。高原の産地湿原である。“チベットの江南”の美称がある。海抜3700M、長さ15キロ、平均幅約1キロ。
羊八井(ヤンパチェン)
地熱発電で有名な「羊八井」はチベット北部の草原に位置し、群山に囲まれる温泉の集中地帯である。
羊八井(ヤンパチェン)は標高4300メートル、チベット自治区ラサ市から90キロあまりに位置する。かつてここには緑が一面に広がる牧場しかなく、地下から噴き出す熱水が勢いよく流れ続け、湯気が一日中立ち上っていた。1974年以降、中国政府は羊八井開発を重点科学技術攻関(難関攻略)プロジェクトに位置づけ、相次いで2億元あまりの資金を投入した。チベット族漢民族の技術者が困難に耐えながら取り組んだ結果、豊富な地熱資源の開発・利用がスタートした。1975年にチベット第三地質調査大隊がコアドリルを使用し、中国初の蒸気井を掘削した。1977年10月には、羊八井の地熱フィールドに1基目の1000キロワットの地熱発電実験用ユニットを設置した。
現在、羊八井地熱発電所は地熱発電実験基地として中国最大規模を誇り、世界で唯一中温の浅層に蓄えられた地熱エネルギーを利用し工業用発電を行っている。発電所には3000キロワットのユニット8基が設置され、総設備容量は2万5000キロワットに達する。2008年末の時点で、チベット向けの発電量は合計12億キロワット時に達し、ラサ市の送電網において年間送電量の45%を占めるに至った。
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