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シャングリラの街の外れにたたずむ天空の城「松賛林寺」

どこまでも青く突き抜けるような空。標高3,200メートルの街の空気は、透明で清廉さを保っている。日中の太陽は、たとえ冬であったとしてもジリジリと肌を焼くほどのパワーを持ち、街の隅々まで光り輝かせる。
「松賛林寺」は、シャングリラ(香格里拉Shangri-La)の中心地から約5キロメートル。街の外れの荒涼とした丘の中にあって、空の青さにも劣らず極彩色が豊かで威風堂々と建つ、天空の城のような寺院です。「天界の神様が遊ぶ地」を意味し、雲南省最古かつ最大のチベット仏教寺院は、チベット自治区の古都ラサにあるポタラ宮に外観が似ていることから「小ポタラ宮」とも呼ばれています。
チベット自治区を訪れるためには日数に関わらず中国観光ビザが必要となり、その旅程も容易ではありません。ここ雲南省シャングリラは、観光ビザがなくても訪れることのできるチベット圏です。
戸が開いていれば、参拝ができます。
周りをぐるっと塀で囲まれた「松賛林寺」。城門のような入り口で入場料としてお布施して、中に入ってみましょう。塀の中は、修行する僧侶の住まいと小さなお寺が肩を寄せ合うように建ち並んでいます。
中央にある大きく天に向かうような階段をゆっくり登り、最上部の大殿を目指しましょう。途中途中にある寺院は、戸が開いていれば参拝できます。入り口にあるマニ車を回し寺院に入ると、バターを燃やす独特の香りが、チベット寺院の雰囲気を盛り上げます。特に「托拉菊」は、ぜひとも立ち寄りたい寺院です。「松賛林寺」の数ある寺院のなかでも、珍しく朱色の壁を持つ歴史の古い寺院は、大殿のある最上階の左手路地を歩いた先にあります。
チベット様式の荘厳な大殿
松賛林寺の中央最上階に建つのは「扎倉」と「吉康」、5階建てのチベット様式で建立された2つの大殿です。銅メッキのかわら屋根の上には黄金色に輝くチベット式の小型仏塔が並び、反り上がった軒下の組み木は色鮮やかに彩色され、その下には巨大なのれんが掛けられています。
のれんをくぐり、大殿を参拝しましょう。
仏教の吉祥数を代表する108本の柱が建ち並ぶ大殿内は、黄色と青を基調とした、チベット伝統の仏教画と彫刻が施されて、見る者を圧倒します。中央にはさまざまな仏像が座し、その前で朱色やオレンジ色の袈裟(けさ)を身にまとった僧侶が読経をあげています。
運がよければ立ち会える「護摩焚き」の儀式
薪を焦がすパチパチとした音と、若い僧侶が奏でる音楽が辺りを支配し、バターの甘い香りと穀物の香ばしい香りが入り混じって、絶妙な空気を作り上げています。読経とともに五穀を供物として火に投じるたびに炎の勢いが増し、まるで火を操っているかのようにも感じられます。
護摩焚き」の儀式は大殿前の広場で行われています。音楽を担当する若い僧侶たちは、子供から青年まで年齢が幅広く、儀式というよりも日常の修行の一環なのか、周りの僧侶と会話しながら楽しそうに参加しています。香りに惹かれた鳥たちが集まり、上空を優雅に舞い始めるその姿は、「火の神が煙とともに供物を天上に運ぶ」といわれる、護摩焚き儀式の神の使いなのかもしれません。
シャングリラの街に戻ったら、冷えた体を松茸鍋で温めてみてはいかがでしょうか。ここシャングリラは何を隠そう、松茸の名産地。小さな街に空港があるのも、日本へ松茸を届けるために作られたといわれているほどです。
松茸のシーズンは7~9月頃ですが、シーズン外は天日干しした松茸をいただけます。。大量の松茸が入った松茸鍋は、日本では考えられないほどリーズナブル。1度食べてみる価値があります。
雲南省の美しい絶景を堪能して
日本から遥か遠く雲南省にある地上の楽園、シャングリラ。こまで訪れたのであれば、雲南省の美しい自然と、中国とは異なる少数民族の文化にじっくりと触れてみてください。中国でも日本でも味わえない、ここだけの旅があります。
香格里拉(シャングリラ)へのアクセス
バス:麗江バスターミナルより、7時台から17時台まで約40分おきに運行、4~5時間。アップダウンとカーブが多く、また標高も高くなるため、酔い止め薬の持参をお薦めします。
飛行機:昆明および中国各地より
松賛林寺へのアクセス
街から約5キロメートル。松賛林寺行きバスがあります。滞在先のホテルにて、最寄りのバス停を確認してください。
標高が低い地域から標高3,000メートル以上となるシャングリラへ飛行機などで高速に移動すると、高山病になる可能性があります。時間的に余裕があれば、標高2,400メートル以上となる麗江などで体を慣らしてから、飛行機やバスで移動した方が体の負担は少ないでしょう。
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