チベット旅行|チベット観光|チベット現地発ツアー|成都発チベットツアー|チベットツアー成都発|チベットパッミト

チベットツアー、チベット現地ツアー、チベットツアー成都発、チベットパッミト、チベット旅行、成都チベット現地ツアー、チベット現地旅行会社、チベット鉄道ツアー、ラサ現地旅行会社、チベット観光ツアー、チベット観光、チベット旅行ツアー、ラサ現地ツアー、チベット観光ビザ http://www.tibettabi.com

青蔵鉄道 軟臥


チベットの標高3,358mにあるラサ(拉薩)は、古くからチベット仏教の聖地として知られている。朝からポタラ宮の入場整理券を手に入れるため、宿から15分ほど歩いてポタラ宮の西門の窓口へ並びに行った。旅行客の多いこの時期は、ポタラ宮の入場に制限があるので前日の朝に整理券を取らなければならない。

ラサ 五体倒地をするチベットの人々
ポタラの前ではたくさんの人が全身を使って祈りを捧げていた。チベット仏教は、7世紀始めにチベットを統一したソンツェン?ガンポ王がチベット人の妻のほかに、唐の皇女(文成公主)とネパールの王女をめとったことから仏教が伝わり、それまでチベットで広まっていたボン教と影響しながらこの地に深く浸透した。

チベットは、中国最後の王朝、清が滅亡した際に独立を求めていたが、1949年に中華人民共和国が成立後、中国共産党チベット領有を宣言。チベットを平和的に改革すると言ってダライ?ラマにチベットの自治を求めたが、ダライ?ラマ14世は宗教抑圧を恐れて応じなかった。そのため中国共産党は、翌年からチベットに軍隊を送り虐殺を始めた。

チベット問題は、日本の教科書が伝えない歴史だ。映画を観てチベットを詳しく知ろうと思うまでは歴史を知らなかった。インドに亡命中のダライ?ラマ14世の自伝を読み終えてから間もないということもあり、宗教を徹底的に抑圧されただけでなく、鬼畜のようなやり方で多くの同胞を殺害されたチベット族の過去があまりに不憫でならなかった。チベット自治区では、現在でもダライ?ラマ14世の写真を所持してはいけないなど宗教活動が制限されていると知ったので、信仰深いチベットの人々の現状が不安だった。また、漢民族化されつつあるラサでチベットの人々がどういった生活をしているのか興味があった。

ラサの人々
チベット仏教について知らなくても、ラサを少し歩くだけでチベットの仏教は他とは何か違うことがわかる。道行く人が片手でマニ車(マニコル)を回転させたり、数珠を爪操りながら歩いているからだ。チベット仏教ボン教では、円筒部分に経典を納めたマニ車を回転させた数だけお経を呼んだことになり功徳があるとされている。多くの人が片手にマニ車、片手に数珠を持って町を歩いていた。

ラサ 市場
ラサに到着したばかりで体が高地に順応していない。少し歩くだけでも息があがってしまう。旅行人ノートのチベットガイド本にもラサ到着後すぐに動き回るのは良くないと書いてあったので、高山病対策に従って体を休めた。日差しは強いのに空気が乾燥しているので汗をかかないし、外はホコリっぽいため喉も痛い。
http://www.tibettabi.com